日本が学ぶべき点は?結果重視かそれともプロセスか!

//日本が学ぶべき点は?結果重視かそれともプロセスか!

日本が学ぶべき点は?結果重視かそれともプロセスか!

滞在先の主に連れられ医療施設・専門病院など、実際の診断を垣間見てきた感想を記載します。今年の初めもロスアンゼルスの救急病院にお世話になり、今回の滞在も長くなるので海外保険に加入して、あらためて日本とこの国の医療の違いを認識した次第です。

米国では「結果を重視する」という国民性が顕著に観察できます。精神科医・映画監督の和田秀樹氏も精神医学の研究活動のため、頻繁にロスアンゼルスに訪れ多岐に渡り活動内容や日米の文化の違いを感じるそうです。精神医学では日本に比べて非常に実践的であり、日本では未だ何十年前の理論を使い、米国では一人ひとりの患者さんの症状に合わせて治療法を使っている事。医学的なこと以外でもアメリカはあらゆる点で進歩が速いのです。今の日本は、非常にプロセスを重視しています。

結果重視とは、目標を定めたらそこまでの道のりを問わないということ。これは精神的衛生的にも良いことで、プロセスを重視し過ぎると、その道から外れると落ち込む原因になりますし、挫折してしまうことも多いのです。アメリカでは目標・ゴールを定めて生きる、という事がしやすいと思います。

医学の面でも結果重視です。アメリカでは薬の検証に非常に長い期間をかけています。その薬を使うことで「今」ではなく5年後、10年後にどんな結果が出るかを検証しています。それらのリスクを聞いた上で、患者自身が薬を使うか判断できるシステムでなっていて、日本は大いに参考すべきと思います。

老人医療やアンチエイジングに力を入れ、「思秋期」という言葉を広め、人は子供の頃から思春期を経て老いてゆくという考えの下、成人から老人になる過程が、人間にとって非常に大切だと思います。先進国の多くの国では、今後少子化高齢化の問題で子供を増やすことも大切ですが、これには時間も教育費もかかります。まずは、高齢者が健康に生き、長く働けるという問題の解決になると考えています。例えば、現在65歳~70歳の人達が75歳まで働けるよう健康寿命を延ばすことが、一番の少子化対策ではないかと考えています。

ロスアンゼルスの友人のご主人も肺腺癌と診断され、テストケース(実験台)で最新治療を受けるか否かの選択を迫られ、結局治療を断りサプリを探し、延命しました。この際に医者は最新治療が良いからと患者の意思も考慮せず、実験台として半ば強制的に日本では勧めるケースがありますが、米国では絶対にしません。筆者の親戚もこの実験台にされ、苦しみ、あっという間に亡くなりました。患者は白衣を着た医者を何故か信頼し、医者の言う事を信じます。これは本当に危険です。結果重視の「検証とリスク」の説明は命に関わるので、最も大切です。この説明も日本では確立していない事が不安の要因にもなります。

何を信じて良いのか・・・その点米国は、きちんと納得いくまで医者の説明があります。でないと訴訟の国ですから訴えられてしまうのです。筆者的には救急で検査を受けた際に、完全に大丈夫だと医者が判断し、ようやく退院しました。その後、クリニックでサポートします。でないとこれも訴訟の対象になるからと言われました

 

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2018-07-23T23:09:33+00:00 7月 23rd, 2018|